【開花情報】今が見頃のお花(4月下旬)
いつも県立東高根森林公園にお越しいただきありがとうございます。
今週のお花の見頃情報です。
気温がぐんぐん上昇し、公園内ではたくさんのお花が見られるようになりました。
●ヤマフジ
中トイレ前の森林で咲き始めました。
らくらく園路から見下ろすときれいな全体を見ることができます。

●チョウジソウ
湿生植物園に咲いております。

●レンゲソウ
湿生植物園に咲いております。
田んぼの周りに咲くお花として知られ、レンゲソウが咲くことによって良い土ができると言われています。

●ムサシアブミ
湿生植物園に咲いております。
見た目が特徴的で、名前の由来は馬に乗るときに足をかけるアブミという道具に似ていることからきています。

●シャガ
湿生植物園や新らくらく園路など、公園内では広い範囲で見ることができます。
花は1日で終わってしまいますが、次々と新しい花を咲かせます。

●ハナイカダ
ユリ園階段周辺で見ることができます。
葉の上に花を咲かせることが大きな特徴です。

●エビネ
湿生植物園で見ることができます。
赤や白、ピンクの花びらがまとまっていますため、見応えのあるきれいなお花です。

●ホソバアマナ
湿生植物園で見ることが出来ます。
ユリ科の植物で、花茎の先に枝を分けて1センチ程度の花を1~5個つけます。
漢字では「細葉甘菜」と書きます。

●オドリコソウ
湿生植物園で見ることが出来ます。
「踊子草」の意で、花が輪生した様子が、笠をかぶって踊る踊子に似ていることによります。

●チゴユリ
ピクニック広場周辺で見ることが出来ます。
茎の先端に1センチほどの白い花を1~3輪咲かせます。和名の由来は小さくて可愛いことから「稚児ユリ」と呼ばれます。

●ナルコユリ
ユリ園階段上で見ることが出来ます。
葉の付け根から伸びた花柄が3~5つにわかれ、緑白色を帯びた小さな花をぶら下げます。花は筒状で先端が6つに裂けるが、大きく開くことはありません。
花や実の並ぶ様子が、「鳴子」に似ていることからこの名前がつけられました。

●キンラン
ピクニック広場周辺沿路で見ることが出来ます。
黄色(黄金色)の花を咲かせます。
ブナ科の樹木と共生関係をもつ、貴重な地生ランのひとつです。

●オオハンゲ
湿生植物園手前の木桟道で見ることが出来ます。
森林のやや湿ったところで生育するサトイモ科の植物です。

●ギンラン
ユリ園の階段上に「ササバギンラン」、古代植物園に「クゲヌマラン」を見ることが出来ます。
黄色の花を咲かせる「キンラン(金蘭)」に対して、白色の花を咲かせるので「ギンラン(銀蘭)」の名がついています。園内には「ギンラン」の他に、花序より葉が高い位置にくる「ササバギンラン」と、やや上向きに花を咲かせる神奈川県藤沢市鵠沼海岸で発見された「クゲヌマラン」があります。


●ワスレナグサ
湿生植物園で小さな水色の花が一面を埋め尽くします。
日当たりと水はけのよい湿生地を好み、タネをこぼして広がっています。
英名は「Forget me not(私を忘れないで)」であり、岸辺に咲くこの花を摘もうとして急流に流された男が恋人にこの花を投げたという伝説に因むそうです。
